屋外用防犯カメラ
商品一覧はこちら防犯カメラの2つの目的
防犯カメラには、大きく分けて次の2つの目的があります。
1.犯罪の証拠確保
防犯カメラが捉えた映像は、犯罪の証拠として重要な役割を果たします。これにより、犯罪の解決や犯人逮捕の助けとなります。
2.犯罪抑止効果
犯罪者は「光」「音」「時間」「人の目」を嫌います。これを「防犯の4原則」と言い、防犯カメラは「人の目」として犯行を抑止する効果を持ちます。カメラの存在を認識した犯罪者は、犯行を断念する可能性が高まります。
防犯カメラを目立たせる重要性
防犯カメラは目立つほど抑止効果が高くなります。屋外に設置される防犯カメラの中には、威圧感のあるバレット型(銃型)が多いのもこの理由からです。また、センサーライトと一体型の防犯カメラは、強烈な光を放ちカメラの存在をアピールすることで、犯罪抑止効果をさらに高めます。
効果的な設置場所
警察庁の統計によると、住宅への侵入経路の約6割が「窓」とされています。特に以下の特徴を持つ窓が狙われやすい傾向にあります。
・通りから見えない位置にある窓
・庭木や塀で隠れている窓
・隣家に接していない窓
これらの窓付近に防犯カメラを設置することで効果的な防犯が期待できます。
侵入口別住宅対象侵入窃盗認知件数(令和5年/2023年)
※一戸建住宅のみをカウント
窓 | 7,370 件(57.82%) |
---|---|
表出入口 | 2,281 件(17.89%) |
その他の出入口 | 1,862 件(14.61%) |
不明 | 1,018 件(7.99%) |
その他 | 209 件(1.64%) |
非常口 | 7 件(0.05%) |
出典:警察庁「令和5年の刑法犯に関する統計資料」
総合的な防犯対策の重要性
防犯の4原則の一つ「人の目」となる防犯カメラですが、これだけで対策が十分という訳ではありません。
犯罪者は侵入時に音を立てることを非常に嫌います。窓の下や通路に防犯砂利を敷くことで、侵入者が歩くたびに「ジャリジャリ」という音が発生し、周囲に存在が知られるリスクが高まります。この音による心理的なプレッシャーが、犯行を思いとどまらせる効果を生みます。
さらに防犯フィルムは、侵入までの時間をかけさせ、犯行を断念する可能性を高めます。そして、センサーライトは、人の動きを感知すると強い光を発します。これにより、犯罪者の動きを周囲に知らせ、目立たせる効果があります。光による威嚇は、夜間の防犯対策として非常に効果的です。
防犯は単一の手段では不十分です。防犯カメラを中心に、音・時間・光を活用した総合的な対策を行うことで、犯罪抑止効果を最大化しましょう。

防犯カメラの選び方
防犯カメラを設置しようとすると、Amazonや楽天といった通販サイトには多くの商品が並び、Google検索でも数多くの設置業者が見つかります。
一体、どのような基準で選べば最適な商品を見つけられるのでしょうか?
ここでは、防犯カメラの目的を踏まえ、適切な選び方を解説します。
まず優先すべきポイントを明確に
防犯カメラは(映像の)通信方式の違いによりワイヤレス(無線)方式と有線方式の2つに大別されます。
映像を本体のSDカード、またはインターネットに接続してクラウドに保存するものがワイヤレス。同軸ケーブルなどで防犯カメラと映像を保存するレコーダーを有線で接続するものが有線方式です。通販サイトで売られている防犯カメラはワイヤレス方式の物が多く、防犯カメラの設置を謳う業者のサイトの商品は有線方式の商品を多く取り扱っています。
比較項目 | ワイヤレス方式 | 有線方式 |
---|---|---|
設置の手軽さ | 〇 工事不要、自分で設置可能 | △ 専門業者による工事が必要 |
費用 | 〇 初期費用が安い | △ 初期費用が高額 |
通信の安定性 | △ WiFi環境に依存 | 〇 ケーブル接続で安定 |
証拠の確保 | △ 保存容量が限られ、証拠の確保にやや不安 | 〇 長期間の保存が可能で信頼性が高い |

それでは、ワイヤレスと有線のそれぞれの特徴を見てみましょう。
ワイヤレス最大のメリットは工事不要という所です。電源コンセント※1さえ確保できれば、取り付けやWiFi接続等、ご自身で比較的容易に設置できてしまいます。さらに工事を依頼する手間や日程調整の煩わしさがなく、費用の負担が軽く済みます。
※1 GoogleNestCamのような内蔵バッテリー式もあります。
一方、デメリットは「犯罪の証拠確保」という面において有線方式と比較して劣っている点です。ワイヤレス方式は防犯カメラが捉えた映像を本体のSDカードに保存※2します。このSDカードには保存容量があり、現在主流の128GBでは、例えば200万画素の映像を保存するとおよそ5時間※3でいっぱいとなり、過去の映像は上書きされて消えてしまいます。つまり、万が一犯罪が行われてしまい、捜査が開始される頃には犯行当時の映像が上書きされて消えてしまっているということもあり得るのです。
※2有料にてインターネット経由でクラウドに保存するものもあります。
※3撮影の内容およびカラー/モノクロ等で変化します。

次に有線方式の場合のメリット/デメリットを見ていきましょう。これはワイヤレスと真反対で、メリットは「犯罪の証拠確保」の確実さです。有線方式は防犯カメラとレコーダーを同軸ケーブル等で接続します。防犯カメラで撮影された映像はデジタルデータとしてレコーダーに保存されますが、ワイヤレスと比較しレコーダーに搭載されているHDDの容量は非常に大きく、数テラに及びます。撮影の内容にもよりますが、数ヶ月の連続録画も可能な容量です。つまり証拠の確実な保持を優先されるのであれば有線方式の防犯カメラが最適となります。
一方、デメリットは工事を依頼する手間の他、ケーブルを配線する際、壁に穴を開ける必要があるといった工事に伴う煩わしさがどうしても伴う点でしょう。また、費用に関しても数十万円からと、ワイヤレスと比較すると高額になる点もデメリットとなるでしょう。
選び方まとめ
ワイヤレス方式のメリットは工事不要で手軽に設置できることです。特にバッテリー内蔵型の商品では、電源コンセントすら不要で自由度が高く、自力で取り付けできる利便性が魅力です。
一方、有線方式はケーブル接続による安定した映像記録が可能で外部環境の影響を受けにくいのが特徴です。確実な証拠の確保と保管を優先するなら有線方式を選択ください。
防犯面ではどちらが優れているのか
防犯カメラの主な役割は、「見られている」という意識を犯罪企図者に与え、犯行を思いとどまらせることです。そのため、ワイヤレス方式と有線方式のどちらを選んでも、防犯面での効果に大きな差はありません。重要なのは、カメラの存在を認識させることです。
ただし、防犯カメラの外観があまり「可愛すぎる」デザインだと、防犯目的での効果が薄れる可能性があります。犯罪者に対する視覚的な威圧感を考慮して選ぶことが大切です。
カメラ形状による防犯効果
防犯カメラの外観は様々で、代表的なものでバレット型(銃型)、ドーム型の2週類があります。防犯カメラと聞くと多くの方はバレット型を思い浮かべます。形状から威圧感があり「見られている」と感じさせやすいのが特徴です。防犯を意識するならワイヤレスでも有線でも差はありませんが、形状はバレット型を選ぶと良いでしょう。

バレット型

ドーム型
防犯効果が期待できるバレット型ですが、設置場所によっては配慮が必要になることがあります。たとえば戸建ての玄関や店内に設置すると監視されている感じを来客に与えてしまい、不快感を持たれるかもしれません。そういった場合は威圧感の少ないドーム型などを利用するのも一つの手です。
防犯カメラ+センサーライト究極の防犯効果
20Wワイド 追尾式LEDセンサーライト Wi-Fiカメラ

追尾式センサーライト + スマホ遠隔監視防犯カメラ + さらにマイクとスピーカーで声掛け可能!
追尾式LEDセンサーライトWi-FiカメラC-AC1020TAは、センサー探知方向に自動で動くセンサーライト・カメラです。光が自動追尾しカメラで記録するので、高い防犯効果と利便性を実現しました。
センサー探知すると、スマートフォンに通知が届き離れた場所でもお手元のスマートフォンで映像確認が可能。いつでもリアルタイムでカメラ映像を見ることができ、静止画や動画をスマートフォンに保存することができます。マイクとスピーカーを内蔵しており、遠隔地から通話することも可能です。

本体仕様
本体サイズ | W133×D183×H205mm |
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重量 | 約950g |
電源/電圧 | AC100V 50/60Hz |
電源コード | 約3m |
設置場所 | 屋内 屋外(保護等級 IP65) |
カメラ仕様
有効画素数 | 200 万画素 FULL HD(1920×1080)、23 万画素(640×360) |
---|---|
カメラ撮影範囲 | 水平90°・垂直50°(昼夜関係なくセンサーが反応すると撮影開始) |
Wi-Fi 環境 | 通信方式:Wi-Fi、使用周波数帯域:2.4GHz 帯、準拠規格:IEEE80211b/g/n 暗号化方式:WPA/WPA2 |
モバイル端末 | 対応 OS:iOS10.0 以降、Android4.4 以上 |
録画媒体 | 8GB~128GB までのマイクロ SDHC または SDXC カード(別売) ※空き容量がなくなった場合、日付の古いファイルから削除して、上書きします。 |
録画の目安 |
カード容量/時間 8GB/31.5 時間、16GB/63 時間 32GB/126 時間、64GB/252 時間 128GB/504 時間 |
センサーライト仕様
電球 | 20W(高輝度白色 LED 設計寿命 4 万時間)全光束:2000 ルーメン 常夜灯:100 ルーメン(弱)、200 ルーメン(中)、300 ルーメン(強) |
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消費電力 | 点灯時:24W(全灯)、3W(常夜灯弱)、4W(常夜灯中)、5W(常夜灯強) 待機時:2W 以下 |
常夜灯切替機能 | OFF/弱/中/強 |
センサー | 探知方式 焦電型赤外線センサー 探知範囲 最大240° 最遠12m(取り付け高さ 2.5m 時) |
探知距離切替機能 | 短4m/中8m/長12m |
点灯時間設定 | 15 秒 |
点灯開始照度 |
昼…周囲が明るくても暗くても点灯 夕方…周囲が薄暗くなると点灯 夕方注意…周囲が白昼の明るさになると点灯 夜…周囲が暗くなると点灯 闇間…周囲が真っ暗になると点灯 |
製品紹介動画
その他知っておきたい項目
画素数
画素数とは画像を構成する点(画素)の数を意味し、画素数が多いほど画像は鮮明で拡大しても細部がぼやけず、はっきりと表示されます。防犯カメラにおいて、現在の主流は200万画素でこれはフルHD(解像度1920×1080 合計2,073,600画素)のPCモニターに最適な画素数です。200万画素よりさらに画素数が多い500万画素、800万画素といった防犯カメラも存在しますが、フルHDモニター映像で細部を拡大して確認する必要がなければ、あえて高画素なものを選ぶ必要はないでしょう。
イメージ

逆に高画素なものを選んだ方が良いケースとしては、広い敷地を1台のカメラで監視している場合、遠くの人物や車両のナンバープレートを拡大して確認したいなどでは800万画素、4Kモニター相当(3840×2160 合計8,294,400画素)を選んでも良いかもしれません。ただし、高画素になるほどデータ容量が増加し、録画可能な時間が短くなるため、保存ストレージの容量や運用コストも考慮する必要があります。そのため、画質とデータ容量のバランスを踏まえ、選択してください。
暗視機能
暗視機能は、夜間の犯行を記録するために欠かせない機能です。この機能では、周囲が暗くなると自動的に赤外線照射LEDが点灯し、映像を出力します。通常、この映像はモノクロになり、日中の映像に比べて画質は劣るものの、データ容量が小さくなるという利点があります。また、赤外線は人間の目には見えないため、周囲が完全に暗い状況でも映像をしっかりと記録できます。ただし、設置場所には注意が必要です。壁面や窓ガラスなど赤外線を反射する物が近くにあると、映像が白飛びしてしまうことがあるため、適切な配置を心掛けることが重要です。

防塵・防水性能を表すIPコード
細かな塵と水の侵入に対する保護性能を意味するのがIPコード(IP保護等級)です。性能はIPの後に2桁の数字で表され、1桁目が防塵性能を、2桁目が防水性能を表しています。数字が大きい程、より過酷な環境下での運用が可能です。
屋外環境での使用を想定している防犯カメラには各商品ごとにIPコードの記載がありますので、商品ページにてご確認ください。
防塵性能
0級 | 特に保護がされていない |
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1級 | 直径50mm 以上の固形物が中に入らない(握りこぶし程度を想定) |
2級 | 直径12.5mm 以上の固形物が中に入らない(指程度を想定) |
3級 | 直径2.5mm 以上のワイヤーや固形物が中に入らない |
4級 | 直径1mm 以上のワイヤーや固形物が中に入らない |
5級 | 有害な影響が発生するほどの粉塵が中に入らない(防塵形) |
6級 | 粉塵が中に入らない(耐塵形) |
防水性能
0級 | 特に保護がされていない |
---|---|
1級 | 鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴Ⅰ形) |
2級 | 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴Ⅱ形) |
3級 | 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防雨形) |
4級 | あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形) |
5級 | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形) |
6級 | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形) |
7級 | 一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸形) |
8級 | 継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中形) |
防犯カメラ作動中ステッカー
防犯カメラで顔や姿が個人を識別できる形で映る場合、それは個人情報保護法で定める「個人情報」に該当します。この法律では、個人情報を取得する際にその利用目的を公表(掲示)することが求められています(法第21条第1項)。そのため、防犯カメラが作動していることを知らせるステッカーを掲示することが推奨されます。
ただし、個人情報保護法は事業者に適用されるものであり、個人が義務としてこれを守る必要はありません。しかし、防犯カメラの作動を明示することは、犯罪抑止効果を高める重要な手段でもあります。したがって、個人であっても、防犯カメラの存在を知らせるステッカーの掲示を検討する価値があります。
センサーライト・防犯カメラ・防犯フィルム・防犯砂利, etc.防犯商材・施工のことなら
防犯専門店コミット
土日祝除く
運営会社:株式会社バイタルフォース [東京本社] 〒102-0074 東京都千代田区九段南1-5-6り そな九段ビル5F TEL:03-6869-7458 [大阪本社] 〒540-0026 大阪府大阪市中央区内本町2-1-19 松屋ビル9F TEL:06-6943-6226
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
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COMMITの設置工事について
防犯設備士の有資格者が住宅、事務所、店舗の防犯計画を策定いたします。4原則に基づく対策を組み合わせることで、より大きな防犯効果が期待できます。
1センサーライト

防犯用センサーライトは侵入者を感知し、強い光で威嚇、撃退します。
コミットの設置工事は防犯設備士の資格を持つスタッフが犯罪企図者の侵入経路をデータから予測し、防犯効果の高い箇所への設置をご提案いたします。柱、ポール、サッシ、フェンスなど様々な箇所への設置が可能ですが、近くに設置に適した設備がない場合、建柱工事(標準工事対象外)にてセンサーライトを設置することもできます。
2防犯フィルム

窓を打ち破って侵入を試みる凶悪な強盗には侵入にかかる時間を長引かせる防犯フィルムが有効です。貼り付けておけば、バットの強打でも2,3回では割れません。コミットではCPマーク取得済み3M社防犯フィルムを用いて窓ガラス全面へ施工をします。
詳しくはこちら3防犯砂利

犯罪企図者は音を嫌います。「防犯砂利」は通常の砂利より粒が大きく、踏むとジャリジャリと大きな音が鳴り、周囲に侵入が露見していることを犯罪企図者に悟らせ、犯罪を諦めさせます。また、防草効果も期待できます。敷設の際は除草剤散布後、敷設を行います。
詳しくはこちら4庭木剪定

戸建住宅は周囲を高い庭木やブロック塀で囲み、外部から敷地内を見えないようにすることが多いですが、犯罪企図者からすると敷地内に侵入しても外部から見えないため、犯行をやりやすいのです。よって、住宅所有者の安全を考えると、庭木の剪定や敷地内が十分見えるフェンスに変える等・・・
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